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 3度目の入院
  2008年6月2日(月)

  昨日の那須の旅行から帰り、一緒に行かなかったママの方のお爺ちゃん&
  お婆ちゃんへお土産を渡そうと思い、我が家へ来てもらった。

  本来ならこっちから持っていくべきなんだけど、陸玖の体調も相変わらず
  良くないので、ウチへ来てもらうことに。。。

  お爺ちゃんたちは、お土産を受け取るというより陸玖の様子が気になって
  しょうがない。
  頭が痛い・・・と言って、ソファに横になっている陸玖を見て、やっぱり病院へ
  連れて行った方がいいよ。。。と心配している。

  私も、今回の旅行から帰ったら病院へ行くつもりでいた。しかし、昨日は
  珍しく調子も良く、みんなと観光も出来たし、夕食もたくさん食べられたので
  もうちょっと様子を見てから・・・と考えていた。

  けれど、今日の陸玖は昨日と違い、調子は良くないみたい。。。
  ソファに横になったきり、しかも吐き気も出てきた。

  お爺ちゃんたちも心配しているし、やっぱり病院へ行くべきだろう。。。
  しかし、病院へ行ったらきっと入院だ。
  今度 入院したら、もう自宅へは帰れないかもしれない。。。

  だけど、これ以上苦しむ陸玖を見ているのは辛い。
  病院へ電話をし、明日の診察の予約をした。



  2008年6月3日(火)

  診察の日。
  今日、病院へ行ったらもう帰って来れないかも。。。
  そんな不安で押し潰されそうだ。

  でも、2回目の入院みたいに水頭症の処置をすれば、また自宅で過ごせる
  かも。。。という期待は捨てられない。
  なので、今回もあえて入院の準備はして行かない。

  しかし、心配で不安で仕方ない。それはパパも一緒。
  今回の受診も、もちろんパパと3人で出掛けました。

  病院へ向かう車の中でも、「頭が痛い・・・」と言っている陸玖。
  吐き気もある。。。
  氷枕で冷やしながら、なるべく振動がないように気を付けながら病院へ急ぐ。
  なんとか病院へ到着。

  診察の時間まで座って待っていられないので、処置室のベッドを借りて横に
  なる。

  少し待っていると五味先生が来てくれた。
  陸玖の様子を診て、水頭症の処置のために入れたシャントの管が腫瘍で
  詰まっている可能性があります。
  それによって水の流れが悪いので脳圧が上がっていると思われます。
  という診断でした。

  やっぱり、このまますぐ入院となってしまいました。
  今までは先生に入院と言われると、少しグズッた陸玖だけど、今回は本当に
  辛いみたいで、素直に「入院する。。。」と言ってくれた。

  本当に、本当に辛いんだね・・・。

  今回の入院も、もちろん主治医は五味先生、そしてもう一人は前回もお世話に
  なった、小熊先生です。

  病室に移され、すぐに先生が脳圧を測った。
  用意していた物差しでは測りきれないほど、脳圧が高い!
  頭痛や吐き気は脳が圧迫されての症状だ。
  「これじゃ、頭痛は相当なものだろう。。。よく我慢したね。」ってぐらい、
  驚くほどの数値らしい。

  旅行の為とはいえ、頑張り過ぎちゃったね。








 

プロフィール
2008年7月に愛する5歳の息子を脳腫瘍という病気で亡くしたママです。少しでも他の方のお役に立てたら、そして息子の頑張った姿を知って欲しくて。。。
陸玖の病気が発覚する以前に子育てに関するサイト「Happiness☆誕生〜子育て」を運営していました。陸玖が産まれて5歳までのことが綴られています。良かったら覗いてみてくださいね。
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放射線治療開始
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入院のイラダチ
病棟イベント ハロウィン
遠足に行けない
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うれしい外出許可
放射線治療を嫌がる
順調な回復。でも頭痛が・・・
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最後の放射線治療
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1度目の退院
 
自宅治療開始
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初めての外来
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涙の代替治療
保育園&空手 復帰
クリスマス
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初めての迷子
新年
自宅で抗がん剤治療
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お勧めサイト
脳外科医 澤村豊のホームページ
自治医科大学とちぎ子ども医療センター
セカンドオピニオン・ネットワーク公式サイト
NPO法人 脳腫瘍ネットワーク
 
朝日新聞に掲載されました

2011/1/25〜29の5日間
『患者を生きる』とい欄に、「この子らしく」という陸玖の闘病記録の記事を掲載していただきました。
閲覧はこちらから
 
LINK集
 
広げようリボン運動
ゴールドリボン
小児がんに関する啓発活動や、治療研究などへの経済的支援を求める運動をしています。
   
オレンジリボン
オレンジリボン運動で子ども虐待防止の輪を広げましょう。
子ども虐待防止「オレンジリボン運動」
 
細菌性髄膜炎から子ども達を守りたい
ヒブワクチンってご存知ですか?ワクチンで守れる『いのち』はあります!いのちの格差を無くすためにも現在、ヒブワクチンの定期接種化を求める署名活動をしています。
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